アンドロイドは電気羊の夢をみるか?
DO ANDROIDS DREAMOF ELECTRIC SHEEP?
フィリップ.K.ディック 著 浅倉 久志 訳
『私はロボット』のような人間を護り、人間の役に立とうとしている話とは正反対で、シビアなお話です。
タイトルから判るように、ロボットではなくアンドロイドなので、違うのは当然なわけですが。
そもそもアンドロイドとロボットの違いはイマイチ曖昧ですけどね。
未来のイヴ
あたりを見ると、基本的にアンドロイドは人造人間と訳されてるあたりで、人が使役するための道具という感じはしなくもないですが。
(未來のイヴではどちらかというと愛玩用ですけどね)
核で荒廃した世界で火星に移住した人間達が使用していたアンドロイド達が火星から逃げ出してそれを追う賞金稼ぎというなんともハードボイルドな話です。
映画『ブレードランナー』の原著らしいですけど、映画そのものは(個人的には)ラストとゲイシャガールとうどん以外は幻想的ではあるけどテンション低すぎて最後まで見るのは辛かったのですけどね。
正直な所、暗くて地味な話です。
この世界のアンドロイドは限りなく人間に近いし(ナマモノらしい…)殺しても死体を検査しないとわからないらしい…(殺すという言葉を使ってしまったあたり、生物っぽいです。)
読んでいる途中でなんでアンドロイドを殺さないといけないのかな?
とか思ってしまうけど…アンドロイドは何かしら心が冷めている感じなのでやっぱり殺す?
って感じでしたね。
しかし…この世界に出てくる宗教団体のようなものの存在意義が今ひとつわからなかったのは私に読解力がないせいなのでしょうかね?
Author&WebMaster :
Azusa
| 2002年7月 7日
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| フィリップ.K.ディック