モロー博士の島
THE ISLAND OF DOCTOR MOREU
H.G.ウェルズ 著 雨沢 泰 訳著者のH.Gウェルズは『タイムマシン』や『透明人間』で有名ですね。そのH.G.ウェルズのもう一つの代表著がこのモロー博士の島です。この著品に登場するDr.モローの名を聞いたことのある人は多いはず。
南海の孤島に怪しげな研究所があり、そこで動物を切り刻み改造する不気味な実験・研究を繰り返すモロー博士。その残酷ともいえるし常軌を逸脱しているといえる研究はまさに『マッドサイエンティスト』という言葉がこのこの上なく良く似合います。さすが古典の中の古典小説です。
動物を切り刻み、動物人間を創造するモロー博士の姿、そしてその動物人間達に神、主としてあがめられる姿、H.G.ウェルズはダーウィンの進化論に触発されたらしいですけどその歪んだ進化の姿と歪んだ神の姿をくっきり映し出してます。
今では進化や人や動物の区別はDNAとか、ゲノムとかで解明されつつありますけどウェルズは時代を先取りしていたようにも思います。
後、主人公の心の動き…色々な不気味な島の様子に手に汗を握る様子や、心臓が踊るような感覚などよりこの著品の不気味さをよりいっそうもりたててます。
さすがに名著なだけあって読み応えがありました。
Author&WebMaster :
Azusa
| 2002年8月17日
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| H.G.ウェルズ


