The Room of Reverie
Book Report



不思議の国のアリス

不思議の国アリス

出版社:新潮社
著者:ルイス・キャロル

Alice's Adventures in Wonderland
ルイス・キャロル 著 矢川 澄子 訳

はい、超有名なお話ですね。値段が安いのと持ち運びに便利な文庫版というので新潮社版です。しかしこの超有名な話をディズニーのアニメのでしか見たこと無かったのです。…で、感想、
ディズニーのやつと全然ちが?う!
です。
まぁあれは仕方ないですね。ディズニーはリトルマーメイドでも海の泡になって消えるはずの人魚姫は超ハッピーエンドになってるし。じゃなくて、不思議の国のアリスの感想でしたね。


この話は不条理さとかなり屁理屈な言葉遊びで成り立っております。
『私は大きくなったり小さくなったりするから私じゃないの』という感じなんですよね。まぁ、自分が何者かなんていうのは普通の人間でもわかったものではないのですけどね。ただ昨日までは平凡な日々だったのに今日はとてもへんてこりんだで普通じゃなくて、自分は大きくなったり小さくなったりするからこれは自分ではない…というちょっと考え込みたくなるようなことをアリスはいいます。そう、不思議の国のアリスってむちゃくちゃのようでいろいろと考え込みたくなる話なのです。兎の穴に落ちてからアリスは自分が何者か見失って一人でどんどんとわけのわからないところにわけのわからないことになっていって自分が何者かわからなくなるのは本当のところは怖い話なのかもしれないです。


それと、この話、夢想とも呼べる雰囲気がありますけどある種、何かしら不気味さというのがある気がします。アリスが『私をお食べ』と書かれたものをいくら毒とかかれてないからといって口にするのはあまりに無用心というか妙です。まぁ妙なことがまかり通る国なのですけど。でもアリスの行動自体が不可解な感じがしますね。幼いから…というのもあるのかもしれませんが。大人になってから読むととても妙な気分になってしまいますね。

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Author&WebMaster : Azusa | 2002年11月20日 | | ファンタジー


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