The Room of Reverie
Book Report



魔法使いハウルと火の悪魔

魔法使いハウルと火の悪魔―ハウルの動く城 1

出版社:徳間書店
著者:ダイアナ・ウィン ジョーンズ
価格:¥ 1,680

Howl's Moving Castle

出版社:HarperCollinsChildren'sBooks
著者:Diana Wynne Jones
価格:¥ 1,242

Howl's Moving Castle
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ 著 西村 醇子 訳

魔法使いハウルのシリーズ第一弾。スタジオジブリで映画化だそうです。故にあんまり期待してなかったのですけど(ジブリだから面白いというわけでもないので)この本は楽しいですよ。
(訂正・映画見に行ったら面白かった...。あ、でも、キャラの性格(特にソフィー)変わってたけど。)


インガリー国の帽子屋の娘のソフィーは父が死んだ後、帽子屋を継ぐことになりました。五月祭の日、他所へ奉公に行っている妹のレティーに会いに行こうとしていた途中で派手な服を着た若者にお茶をしないかと声をかけられます。しかしソフィーは断って妹の所へと行きます。それからしばらくして帽子屋の店番をしていたら豪華な服を身にまとった場違いなお客が来て実はそのお客は荒地の魔女でいきなりソフィーを老婆に変えてしまいます。動揺したソフィーはこんな姿ではみんなが驚くと思い、家を出ることにします。そして街の外を出たら悪名高い魔法使いハウルの城へ来てしまいます。老婆になってもうどうでもよくなったソフィーは夜露をしのごうとハウルの城に入いりましたがその城に帰ってきた城の主…ハウルは前にソフィーに声をかけた若者だったのです。


…と、あらすじを書きましたがこの話…あらすじだけではわからない細かい部分とかがあるのです。それが面白い。それとキャラクターがいいです。ハウル。人の話や質問をのらりくらりとかわして曖昧な態度ばかりをとるけど何故か女好き。次から次へと女の子を口説いては口説けるとすぐに他の女の子のところへ行く。おしゃれで派手好みだけど生活はだらしがない。そんなところにいきなり突然老婆になったソフィーが城にやってきても文句は言うけど出て行けとも居てもいいともいわないよくわからないそんな曖昧さ。そんなハウルや色々と起ったり、疑ったり、落ち込んだりするソフィー。老婆になってなんだか老婆心というか…図々しくなってしまってババアみたいになってしまっているのもなかなか。ハウルと契約しているまきが食事の火の悪魔のカルシファー。荒地の魔女、ハウルの城に入ろうとする謎のかかし、人間に短い時間戻れるけどすぐに犬の姿(しかも毎回種類の違う犬になる)になる犬人間などなど…色々なキャラが物語りを楽しませてくれます。
あと、この本は色々な有名な小説のパロディーが織り交ぜてあってそれも見所だと思いますね。

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Author&WebMaster : Azusa | 2002年11月23日 | | ハウルの動く城


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