ローワンと伝説の水晶
ROWAN AND THE KEEPER OF THE CRYSTAL
エミリー・ロッダ 著 さくま ゆみこ 訳リンの谷のローワンシリーズ三巻です。途中で居眠りぶっこきながら読みました。いえ、別につまんなかったってわけではありません。睡魔に勝てなかっただけなのです。本当ですよ?
リンの谷のにある日突然海辺の民のマリスからの使者がやってきました。使者が持ってきた話は『水晶の司が死にそうだ。次期水晶の司を選ぶために選任役の人に来て欲しい』というものでした。その選任役というのが他でもないローワンの母とローワンだったのです。当然ローワンは『そんなの聞いてないよ!』だったのですけど母親から選任役は何たるかを延々聞かされて(水晶にはすごい力があってそれを持つ者を選ぶ選任役は妬まれて狙われたり網に入れられて海に放り投げられたり、毒殺されたり色々な目にあうらしい)結局いくハメになります。
リンの谷のローワンシリーズで一番面白かったです。ええ、ウソではありませんよ?そりゃ途中で何度も居眠りしたのは否定しませんがそれは安らかな気持ちで物語を読めていた証拠ではありませんか?
とにかくこの話、また詩が話の中心になってきます。そう、詩。一巻では地図にまつわる詩、二巻でも詩。三巻でもまた詩です。母親が毒を盛られてその時の解毒剤の作り方がまた詩なんですよ。水晶の司の選任役はどうなったの?とか聞きたくなりましたがローワンにとってはそんなことよりも母の命を救う方が大事らしい。まぁ読んでいれば分るのだけどそもそも水晶の司選びに命をかけなきゃいけないこと自体がアホらしく見えるんですよ。大体なんで選ぶ人が命がけ?みたいな?可哀想にちっちゃなローワンは命がけで母の代わりに選任役にならなきゃいけない。母親が毒殺されそうなのに。こういうやりきれない部分とかが面白かった…って言ったらローワンが可哀想かな?
Author&WebMaster :
Azusa
| 2002年11月 5日
|
| リンの谷のローワン


