The Room of Reverie
Book Report



心の歌 ローガン家物語

心の歌―ローガン家物語

出版社:扶桑社
著者:V.C. アンドリュース
価格:¥ 880

Heart Song
V.C.アンドリュース 著 長島 水際 訳

一人の少女とローガンファミリーの過去の謎を描いたちょっぴりミステリアスなロマンス、第二部。第一部より先に読みました。何故って…bk1からまだ第一部が届いてないから(T_T)
一応この本は大人向きとさせてもらいました。ラブシーンの描写がちょっと過激なので。

メロディー・ローガンは十六歳。炭鉱で働いていた父(実は実父でなく継父だった)をなくし、母はそれを機にメロディーが会いもしたことのなかったローガン家のオリビアの息子の漁師のジェイコブおじさん(ハリー・ポッターのバーノンおじさん並に意地悪)の家族の元に置き去りにされてしまう。ジェイコブおじさんの家には妻のセアラ、息子のケアリー、耳の不自由な娘のメイと共に暮らすハメになる。
ジェイコブおじさんの家族はそれぞれ事情があり、セアラはメロディーを死んだケアリーの双子の妹のローラの代わりのようにし、メイはメロディーを姉のように慕い、ジェイコブおじさんはメロディーを汚れた血の悪魔の娘と呼んだ。力になってくれるのはケアリーだけ。
ローガン家はオリビアおばあさんが支配する名門の家。そこで母はローガン家の養女で父(継父)と母は兄妹として暮らしていたことを知る。ローガン家とは血が繋がっていないメロディーだったが本当の父親の捜し求めて昔、母の恋人だったという芸術家のケネスの元でバイトをしながら真実を探ることにした。しかしそうしていくうちに次第にメロディーはケネスに恋心を抱いていく…。


家庭事情が複雑なので長いあらすじ解説になりましたがまぁ大体こんなところです。追加解説するならばメロディーはケアリー特別な思いを抱いていてケアリーもメロディーに対して特別な思いを抱いていてケアリーがそのことをメロディーに告白してメロディーに三回くらいちょっと危ういアプローチをするのだけどメロディーがみだらな母のようになりたくないのと世間体を気にするローガン家のことを考えてだめよ、やめてよで拒否している途中でメロディーは芸術家のケネスに恋(片思い)をするようになるんですね。
でも結局のところケネスに違う女性が現れてメロディーの片思いは玉砕。それまで何度もメロディーにアプローチをかけていて愛してくれているというケアリーをおろそかにしたことを後悔します。そしてある日、メロディーを悪魔の娘呼ばわりしたジェイコブおじさんに反論しようとしてなぐられたケアリーが家を飛び足してその後をメロディーが追いかけて行って…。


この話は家族関係の複雑さもさることながら体面、体裁、誇りのために数々のスキャンダルを闇に葬っていくなかで犠牲になった気の触れた人(無理やり施設に送られた)の描写やそれぞれの人々の複雑な思いなどが交錯してなかなかすさまじいですね。
…で、この話、一応ロマンスなのでケアリーとメロディーの関係。最初はなじめずそのうち友達になってそして特別な感情を持つようになり、その間にメロディーが別の人に恋をしてそしてその後ケアリーを思うようになる課程。ロマンチックというか…危ないです。やっていることが。多分ずっとSFやファンタジーや児童書ばかり読んでいたせいもあるのかもしれませんが過激でした。キスだけで終わってなかったもので。メロディーは十六歳でハイスクールに通っているティーンエイジャーだけどケアリーとは…その…大人の関係です。描写は下品ではないのだけど…でもやっちゃっているのでι
でも面白かったですよ?結構ハマりました。(ノリに)たまに刺激も大事ですね。

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Author&WebMaster : Azusa | 2002年12月 5日 | | ローガン家物語


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