未完の交響曲 ローガン家物語
Unfinished Symphony
V.C.アンドリュース 著 長島 水際 訳ローガン家物語第三部です。
ラブシーンがあんまり子供向きでないので大人向き。うちのサイトは児童書の感想が多いんでねぇ…前書きしておかないと間違えて本を手にとられてはまずいんでι
メロディー・ローガンは自分の母は交通事故で死んだと思っていたのにメールオーダーのカタログに自分の母そっくりのモデルが乗っていた。メロディーはそれが母かを確かめにハリウッドへと旅立つ。ロサンゼルスのハリウッドで母を捜していたメロディーはカタログの女性を突き止める。そのモデルはやはり母だった。しかし母はメロディーを一度あしらい、メロディーがなんとか母を説得して一緒にいられるようにしてもらうが母はメロディーを妹として扱い、自分のことを姉と呼ばせた。メロディーは母の恋人に仕事をしてお金を稼ぐように言われ、危うくポルノ映画に出されそうになったり、レイプされそうになったりしたが母はまったく心配もしなければかばうこともしなかった。そんなメロディーは母はもう母ではなくなったことを知り、プロヴィンスタウンに戻ることにした。戻ったメロディーはケアリーの元…セアラおばさんの家で暮らそうとしたがオリヴィアおばあさんがそれを許そうとせず、自分の屋敷に住まわせ、メロディーを磨き上げて自分の後継者にしようとする。そして愛するケアリーと会うことを禁じてしまう…。
長い話なのであらすじも長いです(笑)
主人公のメロディーは悲しいくらい肉親に恋焦がれていたのにまともな肉親(父も母も祖母も)がいなくなってしまいます。でもそんな中でも大人になろう、強くなろうとする彼女の姿が痛ましいながら感銘を受けました。あと、本当の幸せって何かというのを考えさせられます。
あと、ケアリー。だいぶ前の巻から変わりました。前の巻まではメロディーのことを死んだ双子の妹の面影をどことなく追いかけていた感じがしていたのだけどの巻ではメロディーはメロディーとして愛しているという感じ。次の巻で分るんだけどケアリーは妹に異常なまでに溺愛していたんですよ。
そう考えるとケアリーはメロディーと出会い、変わっていった…といえるでしょうね。
結末はオリヴィアが死亡でケアリーとメロディーは結ばれめでたしめでたしなのだけどそこまでにいたるまでにメロディーの本当の父が誰なのか、ローガン家を取り仕切っているオリヴィアの非情な仕打ちやケアリーの双子の妹のローラの悲劇的な死の謎など色々な謎が明らかになります。
Author&WebMaster :
Azusa
| 2002年12月 6日
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| ローガン家物語


