愛の輝き
All That Glitters
V.C.アンドリュース 著 中塚 水際 訳ロマンチックだけど主人公の向こう見ずな行動と周りの人間の嫌がらせと何がどうしてそんなに不幸になるのか?設定で読んでいる人をイライラさせる(私だけ?)ルビーシリーズ三弾。
愛の輝き 上
ルビーは娘パールと一緒に爪に火をともすような貧しい生活をしていた。パールの父親、かつてのルビーの恋人のボーはルビーの妊娠が発覚してからルビーを見捨ててヨーロッパへ行ってしまっていたが時折思い出したりしていた。そんな中、双子の姉のジゼルはボーはヨーロッパでガールフレンドを作ったとか、遊び歩いているとかいう手紙をしょっちゅう送ってくる。そしてかつてのボーイフレンドで異父兄弟のポールが結婚しようと話を持ちかけてきた。貧しい生活を強いられ、娘の将来に不安を感じていたルビーはポールの説得に折れ、結婚してしまう。
そんな中、姉のジゼルはボーと再び付き合いだしたといい、しばらくしてボーとルビーは再開したが『ジゼルと付き合い始めたのはルビーと一緒にいるような気分になるから』と告白する。そしてボーとジゼルは結婚してしまう。
しかししばらくしてからポールとルビーの屋敷にやってきたボーがジゼルに内緒でアパートを借りたからそこで会って欲しいと頼みこむ。
愛の輝き 下
ボーとルビーの密会はすぐにポールに知られてしまう。そんな時、ジゼルが蚊にさされ脳炎にかかり意識不明の重体になってしまう。その時にボーはルビーに『ジゼルとすり替われば一緒に暮らせる』と提案。そしてポールは何故かその提案に乗り、ルビーとジゼルが入れ替わってルビーはジゼルのフリをしてボーの妻になる。しばらくはそれでやりすごせたがほどなくジゼルの容態が悪化してポールは精神的におかしくなってしまってジゼルのことをルビーと思うようになってしまう。そしてジゼルは死んでしまってからますますおかしくなったポールはスワンプ(沼地)に身を投じて自殺してしまう。
ポールが死んでしまってポールの(継母)はポールの復讐にボーとルビーの娘のパールは自分が引き取るという。そしてパールの養育権をめぐって裁判が行われることになってしまった。
くどいようですけど本当イライラする話です。いくら生活が苦しいとはいえ、異父兄弟と結婚してしまうルビー。最大の責任者に責任を取らせればよかったのに(ボーのこと)。
それとボー・アンドレア。どうでもいいがこの人が一番アホです。ルビーを見捨ててヨーロッパでさんざん遊び歩いたすえにルビーが忘れられないからといってルビーそっくりのジゼルと結婚したあげく、ジゼルとうまくいかないからといってルビーに浮気を申し出るとはふてぶてしい…。そして入れ替わり。詐欺罪です。ジゼルが死ぬまで待てばいいのにバカです…この人はっきりいってバカです。
あと、ポール。愛した人がたまたま実の妹でした…のだけどここまで熱を上げることないのに…いや…結果的に彼が一番不幸だったのだけど。ルビーのためにつくしてつくしてつくしまくって痛ましい最期を遂げてましたからね。
そして何よりパール。このいいかげんな親たちのためにあっちこっち引きずりまわったあげくに裁判にかけられるなんてなんて可哀想。
はぁ…ここに出てくるキャラはみんなバカだ…と、思わずにはいられません。
しかし恋は盲目といいますしね。愛と嫉妬ゆえに状況がどんどんおかしくなっていくのがこの話の持ち味なんで。でもしかしイライラさせられましたねぇ。
Author&WebMaster :
Azusa
| 2003年1月27日
|
| ルビー・シリーズ


