ダレン・シャン 8 ―真夜中の同志―
出版社:小学館
著者:ダレン・シャン
価格:¥ 1,575
Allies of the Night (Saga of Darren Shan S.)
出版社:Collins
著者:Darren Shan
The Saga of Darren Shan Allies of the Night
Darren Shan 著 橋本 恵 訳はい、ダレン・シャン待望の8巻。また発売日をチェックし忘れて本屋で見かけておおおーっとなって有無を言わずに購入となりました。う?ん…でも発売日に買う趣味はあんまりないんですよね、私。しかしここ最近のダレン・シャンのサブタイトルは直訳ですね。前まではそうじゃなかったのに。
(二巻は日本語版は『若きバンパイア』だったけど英語のタイトルは『THE VAMPIRE'S ASSISTANT(パンパイアの助手)』です。)
前巻でバンパイア一族を滅ぼすというバンパニーズ大王
(英語でLord of Vampaneze 『バンパニーズの支配者』)を取り逃がしたダレン一行。不吉な預言者のミスタータイニーによると『合計三回バンパニーズ大王を始末できるチャンスがある』というのを一回失って、とりあえずくよくよしないで各々の心の声に従ってバンパニーズ大王を探す旅を続ける。そして…おりしも何年にも前に訪れたダレンの師のクレプスリーの故郷でまた不吉な事件が勃発。何人もの人が体内の血を一滴残らず抜かれて惨殺されているという。血を一滴残らず飲み干すのはパンパニーズの仕業。故郷を荒らされたクレプスリーは知らない顔を出来ない。そこでダレン、クレプスリー、バンチャ・マーチの三人は心の声に従ってこの故郷でバンパニーズ捜索をはじめた。
…が、しかし、なぜか泊まっているホテルに学校の視察官がやってきてダレンが15歳なのに学校に行ってない。早々に学校に行くようにと言われる。おかしい、ダレンは外観こそは15歳だけど中身はもうすでに25歳以上になるし何よりも人間だったころに死んだことにしていたはずなのに?何かのわなかもしれないと思いつつ、学校視察官は『学校行かなきゃ警察に通報する』と脅し、(それはそれで厄介)ダレン…いまさら学校に行くことに!!
はい、今回は懐かしい再会があります。二人ほど。三巻お別れしたデビー(ダレンの一時の彼女)一巻で悲しい分かれ方をしたスティーブン・レパード(ダレンの子供時代の親友)。
再会を喜ぶダレン…
でもこの話はそんな再会を喜んで懐かしがっていられるほど甘い話ではない!!
いまだダレンはデビーのことを思い続けていた。でもデビーはすっかり大人になってしまっている。でもダレンは外観15歳(中身推定25.6歳)ギャップのせいで苦しむ。何せ教師と生徒…という関係。デビーはすぐにダレンのことがわかったけどどうも大人として見れないらしい。(そりゃそうです。)ダレンはダレンでもうすでに中身は子供でなくなっているので唇にキスしたいけど…頬にだけ。ああ、恋人になれないの?いっそ本当のことを打ち明けてみる?(自分はバンパイアってこと)とか考えたり。甘くほろ苦い恋…
ってそんなでもまだまだ甘い!!
またすぐにパンパニーズに襲われる!!んでそこに昔親友ですっかり大人になったスティーブン・レパードとの再会。スティーブンはパンパイアハンターになっていたけどパンパイアのことは理解したと言わんばかりにダレンと話こんでダレンは懐かしがっていたけど…まだまだまだ甘い!!
この話は痛いお話なのです。血を見るお話なのです!!
あ?っという間にスティーブン、デビー以下、知り合った人々を巻き込んだ血と死を見る展開。血を見る戦闘。
そしてやっぱりですか??痛い展開。あなたはやはりしらばっくれて仲間ヅラしてたんですね?スティーブンさん??
…で、やっぱり人質ですか?デビーさん??
毎度のことだけどちょっとほっと一息つくかな?っと思えば血を見る痛い展開になるし。ダレンって一生不幸を背負って生きていくんじゃないの??とか思ってしまう…
っていうかいくら親友だったとはいえ、あれだけ別れ際に盛大に『お前を殺してやる?』と言った相手をすぐに信じないでください。ダレン君。
でも一人称で書かれている話なのでダレンの気持ちも痛いほど伝わってきます。それ故にいくら客観的にはダレンが間違った行動をしていても共感を覚えてしまいます。
さぁ、次は9巻。
バンパニーズ大王探しの旅のクライマックスですね。
とどめを刺す真実が沢山用意されていそうです。
…というよりも…パンパニーズ大王の正体って…この8巻のあたりでなんとなく…
いえ、私は3巻と6巻の時点でもしかして…って思っていたりしてたんですけど。
Author&WebMaster :
Azusa
| 2003年6月22日
|
| ダレン・シャン


