サークル・オブ・マジック ブレスランドの平和
出版社:小学館
著者:デブラ ドイル
価格:¥ 1,890
The Wizard's Castle (Circle of Magic)
出版社:Troll Communications Llc
著者:Debra Doyle
The High King's Daughter (Circle of Magic)
出版社:Troll Communications Llc
著者:Debra Doyle
Circle of MagicA Peace of Breceland
(No.5 The Wizard's Castle/No.6 The High King's Daughter)
デブラ・ドイル& ジェイムス・D・マクドナルド 著 武者 圭子 訳
はい、サークル・オブ・マジック三巻、最終巻です。相変わらず英語原書版
The Wizard's Castle (Books No.5) Amazon.co.jp(原題 魔法使いの城)
The High King's Daughter (Books No.6) Amazon.co.jp(原題 高貴な王の娘)
あたり二冊を一冊にまとめてます。原書版が短いんですね。故に二巻同様、前半後半に話が分かれてます。相変わらず話がとんとん拍子に進んでサクサク読める本です。
前半部分The Wizard's Castle
前巻で戦いの資金の貸付の金貨を運ぶ仕事を請け負った従兄弟のウォルターと相変わらず旅についてくるリースと共にランドルは鐘楼城の近くでエクター男爵率いる軍がキャンプを張っている場所へと行った…
ここで登場するのは一巻の『魔法の学校』で登場したライバル兼主人公嫌がらせ役のゲイマー(別にゲームの愛好家ではない)が登場します。もちろん敵役として数々の嫌がらせをします。ま、こういう真面目な主人公のお話ですので彼(ゲイマー)の運命は言わずとどうなるか想像できるでしょうが。
ところがこの話、色々とミステリー要素があって…まぁミステリーを読みなれている人にとっては別段、驚くほどの仕掛けではないのですげと、お約束の展開もなかなか先が読めない部分もあるんですよね。またそこが面白い。
後半部分 The High King's Daughter
こちらは前半部分でブレスランド(サークル・オブ・マジックの世界の国のこと)の正統な王位継承者の王女が妖精国にいてランドルはこの戦乱の世を終わらせるべく、妖精国に行くことに。
まぁここでいきなり話が急展開…という感じになってしまってます。仕方ないです。二冊の本を一冊にして刊行しているんですから。
ここら辺からラストに向かって…という感じは微塵も感じません。
しかしこの話でラストなのです。
話は込み入ってますが(でも不明瞭ってほどでもない。わかりやすいのがこの本のいいところ。)ここで主人公、色々と試練が待ってます。まぁ緊迫はしてますがものすごく大ピンチというわけでもない。主人公のランドルは…頼りなさそうだし、自信なさそうだし、謙虚なのでものすごいことが出来る…というわけではないのですけど…でもやってのけます。一巻でも何も出来なさそうで悪魔を払いのけたように。
さて、このサークル・オブ・マジック。
主人公の自信の無さ、頼りなささ、でも謙虚でがんばってみよう、試みてみようという気持ちがあるのが一番良かった。とても好感の持てた話です。
まだ続きがありそうな感じがするのですけど残念ながらこれで終わりです。
続きがまだいけそうでこの辺りで終わりなのは大変残念。もう少し主人公のランドルには人生や冒険で揉まれて欲しかったですね。
Author&WebMaster :
Azusa
| 2003年9月15日
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| サークル・オブ・マジック


