ダレン・シャン 9 ―夜明けの覇者―
出版社:小学館
著者:ダレン・シャン
Killers of the Dawn: Saga of Darren Shan (Saga of Darren Shan S.)
出版社:Collins Crime
著者:Darren Shan
Saga of Darren ShanKillers of the Dawn
ダレン・シャン 著 橋本 恵 訳いつもハラハラドキドキのダレン・シャン9巻です。
黄昏のハンター (Hunters of the Dusk)
真夜中の同士 (
Allies of the Night)
そして、今回の夜明けの覇者 (Killers of the Dawn)
バンパニーズ大王(日本語訳名よりも英語名のLord of Vampanezeの方が個人的にかっこいいとか思ったり。)を追う三部作の完結ですね。
.....英語版(原書ですね....。もちろん作者の母国の英国版です。)ではとっくの昔に...というか、発売日に買ったのにこちら、邦訳版は少し遅れて。
....と、いうか、英語は読むのは大変ですよね?。訳者の方には感謝ですなぁ?。
(それでも原書を買うのがファンの心情ってもんです。ハイ。)
前巻でみごとにスティーブに裏切られたダレン。
(....と、いうか...ダレンもお人良しのような気がする....あからさまに怪しいスティーブンを信じたなんて...。
いや、作者ダレン氏の書き方が上手いものだから私も途中で思いきり信じてしまったが。)
人質を取られるわ、ダレン自身も人質(スティーブを人質に!!)取るわで混沌として前巻は終ったけど今回は.....終始、敵(バンパニーズ)との駆け引きで波乱含みの話ですね。
まったく関係ない者たちを平気で殺してしまったりするスティーブに対してダレンが『僕が知っていたころのスティーブは、あんなじゃなかったのに』と、呟いたのに対して、
『いや、もともと悪いたちだったのだ。』と言うクレプスリー。
『みんな、良い性質と悪い性質を持っている』と反論するハーキャット。
意外にこのやりとりが後の11巻辺りで問われる所だけど....。
惨い殺人、処刑、血を見る展開の多いダレン・シャンシリーズだけどこういう善悪に対する問いかけがあったりするので決してただの残酷なシーンの多い惨い話とは見れないですね。
作者が元々血を見るホラー系の話を書く作者でも一人称で描く物語だからこそ、作者や主人公の葛藤や倫理観に関して考えさせられるので...。
あと、バンパイアという設定でフォローされている部分もあると思いますが。
これがただの人間だったりしたら....かなりヤバイ話になりますね....。
しかし...ラストは『死んで欲しくないキャラ』が死に、ある意味予測通りのキャラが『バンパニーズ大王だった』のでかなり悔しいさと...今後の展開を気にさせてしまうラストになってしまいました。
またも次巻に期待。
(.....と、いうか読んだけど(笑))
Author&WebMaster :
Azusa
| 2005年1月 9日
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| ダレン・シャン


