ダレン・シャン 11 ― 闇の帝王 ―
Lord of the Shadows
Darren Shan 著 橋本 恵 訳 ダレン・シャンシリーズ11巻です。 ハーキャットの一件が終わり、いよいよ打倒バンパニーズ大王を目指してダレンたちが動き始めます。 今回は何を思い立ったかダレンが故郷の町に戻る話です。 死んだキャラを除く色々な懐かしいキャラが登場。 でもこの話は痛い話なんですよね…。 昔を懐かしがっている間にあれよあれよとめくるめく痛い展開が待っている。 でも今回は個人的には特に思い入れ深いキャラが亡くなるということがなかったので (そんなに重要キャラでも、頻繁に登場したわけでもなかったからだと思うんですが) そんなにダメージは大きくありませんが… ただ、安易に人が死にすぎるのです。今回に限って。 感動的な死でなくまるで虫けらのようにかなりあっさりと。 なんだか人の命が簡単に失われていくので主人公のダレンに対してはないですが敵キャラの残酷さに対してはちょっと引きます。 そして、今回はものすごく展開が早過ぎるほど早いです。 少しこの展開の速さについていけるかな? とか思うほど。ハーキャットの一件が終わり、ダレンの直感で次のバンパニーズ大王を倒す旅はシルク・ド・フリークを引き連れて故郷の町に戻ることになった…。
のはいいけどダレンがいざ故郷の町に戻ってみれば家族は当の昔に居なくなっていて妹のアニーは大人になっていて一児の母。しかも父親が不明。結婚してない!!
そして謎の少年が現れダレンやシルク・ド・フリークに対して執拗に調べ迫ろうとする。
そして懐かしい子供時代の昔の友人との再会。しかしそこでスティーブ登場。懐かしい友人はあっという間に殺されてしまう。ホントウ、あっという間でものすごくあっけなく。
そしてどんどん戦いは激化。ダレンはバンパニーズにあちらこちらで追われまくり命からがらなんとか生き延びる。そこへヘルプの愛しのデビー登場。デビーはばっちり人間の味方をつけてダレンたちをヘルプ。
しかーし!!
この話は甘くない!!
あっという間に七転八倒な展開でシルク・ド・フリークは巻き込まれるわ、ダレンの親友の子供はさらわれるわ、子供の命を立てに選択を迫られるわ…
最終的に子供まで殺される展開。
痛い。はっきりいって痛い。
スティーブに良心の呵責ってもうすでに失われているのでは??
と、疑いたくなる。
いくら悪の道に走ったといってもここまで行くのかな??
そしてダレンの妹のアニーの子供の正体が分かり、ああ、次回の展開ってどうなるわけだろう??
と、混沌としてもやもやしたまま今回の巻は終わり。
ホントウ、走馬灯のように駆け巡る展開。
でも、今回の…人の死んでいくシーンはあまり印象が薄いキャラとはいえ、痛すぎますね。
というわけで次回が最終巻。
一体どんなラストが待っているんでしょう?
気になります。
Author&WebMaster :
Azusa
| 2005年3月22日
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| ダレン・シャン


