二人がここにいる不思議
二人がここにいる不思議
出版社:新潮社
著者:レイ ブラッドベリ
価格:¥ 740
レイ・ブラッドベリ (著) 伊藤典夫 (訳)
SF界の大御所、レイ・ブラッドベリの短編集。
この本はSFというよりむしろファンタジーの方が多いですね。
出版社もハヤカワとかでなく新潮社ですし。
でも、訳はSF界で有名な翻訳家の伊藤氏ですけれど。
内容はというと、幻想的なお話やコミカルなお話、ホラーにラブストーリー、しんみりした話と、何でもありですけど、基本的には「奇妙な話」が多く、あと、子供のいたずらのような話だとか、情緒豊かな雰囲気が漂ってます。このあたり、ブラッドベリの特徴でもありますけど、作家としてかなり成熟してから出した本のせいか、ハズレという話がなく、逆に多種多様な題材を遺憾なく書ける多才さが凄いと思う。
個人的には表題作の「二人がここにいる不思議」と一番最初に収録されている「一生涯に一度の夜」あたりが季節や情景を感じさせ、人の一生というのを感慨深げに思わせてるのが良かった。
ほか、エジプトミイラのお話(ストーンスティル大佐の純自家製本格エジプト・ミイラ)の子供のような悪ふざけは見ていて中々痛快だった。
またこういう短編があれば読みたいものだなぁ。
Author&WebMaster :
Azusa
| 2007年10月 5日
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| レイ・ブラッドベリ


