とてつもない日本
出版社:新潮社
著者: 麻生太郎
さて、この本ですが、日本について悲観的で暗いニュースがある中、日本がいかに凄いかということを力説しつつ、日本はどうあるべきか等々を私見を交えて語ってます。
社会問題としてはニートなどの働かない若年層の方々についてや、政治経済ならばオタク産業から地方自治について、格差社会等々。比較的我々の身近に迫った問題や目立っている問題などについてポジティブな意見を展開してます。ただ、かなりポジティブ過ぎるので時々楽観視し過ぎと思う事もありますけど、既述の通り、日本のマスコミは悲観的で暗い記事ばかり書くし、国会の質疑応答なんて時々かなりくだらないものの問題を掘り起こしてただただ突っつくばかりなので、ポジティブなのもそんなに悪くないかもしれない。
でもやっぱり、著書中のあまりに杞憂無き明るさが、逆に日本の将来って大丈夫かと心配になってしまう。
あと、時々ですが、極東にある特定アジア諸国などについて、隣の某国&某国と協力しあって......と書かれていたり、ちょっと無理があるんじゃないかという見解や意見があったりして、少しだけ納得いかない。
多分先日、某国の日本向けに輸出された食材に農薬が残留していて中毒になった事件や、その国の某民族が民主化デモを行った際に武力制圧したり、そういうあたりで散々な対応を目にしたばかりなのかもしれませんが。
(どちらも当局が報道規制や捜査に内部干渉していた疑いがあって、本当の所が分からないあたりが信用出来ないというか)
まあ、この本はそれらの事件以前に出版されたものなので、そこを突っ込むのも酷なのですが、隣の国との連携に関しては信用出来うる状態にならない限りはやっぱり脅威にしか見えないですね。いつになるか分かりませんが。
それを除けば暗い事ばかりだと思いがちの日本が明るく見えるような、そんな本ではあったです。
公式サイト
麻生太郎オフィシャルサイト
Author&WebMaster :
Azusa
| 2008年3月27日
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タグ : 麻生太郎 新潮社
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