いつまでもデブと思うなよ
出版社:新潮社
著者: 岡田斗司夫
元ガイナックス社長、ニュースでオタク系の特集とかがあると、高確率でコメントしている、岡田斗司夫氏のダイエット遍歴及びその成功の秘訣と技術と思考法(「レコーディング・ダイエット」ですね)を書いた本。
岡田斗司夫氏といえばかなりのデブである意味、インドア派で動かないが故に太っていくオタクを象徴するかのようだったけど、その彼が一年間で50kgの減量に成功したというはわりとテレビだとかニュースとかでも騒がれましたね。それから既に一年以上も経つと思うと時が過ぎるのは早い。
とても痩せられないような印象すらあった岡田斗司夫氏が激痩せて、これに見習うようにこの本を読んで(もしくはネットでその方法を知って or 調べて)試した人もいるとは思うけど、世間一般から言えば比較的オタクな私は痩せそうもなかったこの方がどうやってやせたか、興味本位で知りたくて読んでみた。
序章でダイエットの楽しさを。第一章で世の中が見た目主義であって太っている事がいかに損であるのかを。第二章で世の中に広まっているダイエットが他の事より何より優先した方が良い理由について。第三章で太る理由について。そして、第四章以降で岡田斗司夫氏が実践したダイエット方法とその記録が書かれていた。
序章から第三章までは実録でなくダイエットについての蘊蓄なのだけど、彼の言い様だと政治家の演説や識者の意見の如く、太っているのがいかにネガティブな事なのか、読んでいる人にもの凄く説得するかのような語りだった。実際、飢餓の心配がない日本で太っていてもあらゆる面で良い事より悪い事の方が多いのは事実だけど、釣り込まれてダイエットしなくてはいけない気がしてきたのでちょっと痒いというか、私も女なので気にならないと言えばウソだけど、何せ興味本位で読んだものなので、影響受けすぎるのもちょっとなぁ、と。何であれ、ダイエットを開始するかどうかは読み終わった後でじっくり考えよう。
閑話休題、大量に食べる事が当たり前の人が突然食事を減らす(この本に書かれているダイエット法も基本的に食事の量を減らす方法だ)のは確かに苦行に似たものがあるかもしれない。特に、美味しいものを食べて太った人ならなおの事だと思う。私の周りでも食べるのを我慢するくらいなら太って病気になって死んだ方がマシと公言している人がいる。
だから、最初に読者へこういうアプローチをするのは仕方がないかもしれない。
で、結局、岡田斗司夫氏はどうやって痩せたかといえば、食べたものを全て記録に残してカロリーを計算し、一日に無駄なものを食べないようにするという、至ってシンプルで古典的なものだった。
ただ、シンプルでベタで古典的でも(あらゆるダイエットについてもそうだけど)安易に成功「するわけがない」のはリバウンドしたり、止めてしまったりした人は、よくご存知じゃないかなぁ?
で、この本はそれが成功するように、色々な方法や考え方やを書いている訳だ。
オーバーした摂取カロリーは一週間スパンなりで返済とか、そんな感じで。
食べ過ぎ対策で食べ物を捨てたり、食べられなくしたりする方法などを見ると、どうかなと思う事もあるけど、自分の体の中に捨てるか、ゴミ箱に捨てるかの差だ、と言われれば、たしかにそうかも?と、思わなくもない。さらに言えば「そのくらいしないと痩せられない」のは確かにあると思うし、少々えげつない方法も仕方ないのかもしれない。
あまり同意したくないけど。
人によって作者の考え方と合わない人や同意出来ない人もいるだろうし、痩せられるかどうか分からないけど、著者は痩せたわけだから、一応、方法の一つとして読んでも別にいいと思った。
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レコーディング・ダイエットのススメ
Author&WebMaster :
Azusa
| 2008年3月24日
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タグ : 岡田斗司夫 ダイエット 新潮社
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