ダレン・シャンで読んだ本
ダレン・シャン 外伝
DarrenShan著 橋本恵子訳
実はずっと前に読了していたけど、最終巻が出るまでお預けにしてました~な外伝です。
元々はダレン・シャン氏の公式サイト用のファンサービス用に公開されていた作品なのだけど、日本のファン向けに翻訳・出版したらしい。
日本のファン向けに書き下ろしダレン氏コメントと写真付き(爆)
価格のわりにカラーがふんだんに使われたサービス本。小学館、太っ腹だ(笑)
"はじめに"の挨拶にある通り、この本自体はそれほど重い話は無いし、本編のダレン・シャンと比べると推敲もそんなに重ねた話でもない幾分息抜き的な感じがするけど、元がウェブサイトに見に来た人だけへのサービス作品なのだから、多少はしかたないですね。価格もわりに抑えてあるし、あくまで普通に読んでいるだけでは飽き足らないとか、公式サイトが英語だから読めないーという人の為のサービスかな?
アニー・シャンの日記 Annie's Diary
ダレンの妹、アニー・シャンが兄の亡くなる(死んだフリ)寸前までに書いていた日記。(翻訳では)つたない言葉で書かれた話。
愛らしい女の子の日記の内容が少ーしずつダークになっていくのは主人公のダレン少年がとんでもないことをしたから。違うキャラ視点、言葉というのもなかなか面白いかも…。
あこがれのバンパイア An Essay on Vampires by Steve Leopard
ダレンの最大のライバル、スティーブン・レパードの小学校時代の作文。
小学生なりにバンパイアとはいかなるものかを切々と書いてバンパイアになることがどれだけ素晴らしいことかを説いた作文を学校に提出したという話。子供のくせにかなり屈折しきったとんでもない内容なのとダークさが面白い。
バンパイア伝説のうそ・ほんと Tiny Terrors and Vampire Facts vs Myths
作品ではない。ダレン・シャンの世界においてのバンパイアの特徴と実際のバンパイア伝説との比較、解説。
ダレン・シャンの世界で忘れてしまった設定を思い起こすのに便利(笑)
さびしいレフティ Lonely Lefty
一風変わったリトル・ピープルのレフティーの逸話。
レフティーというキャラが一定期間、話さない、謎だらけというのあってか、ダレン・シャンにしては珍しく三人称、セリフがほとんどない。
が、なかなかほのぼのとした良い話。
バンパイアの恋/シャンタクロース An Affair of the Night and Sahnta Claus
バンパイアの恋はほろりとくるドシリアス。バンパイアが人間の女に恋して…という内容。
シャンタクロースはコメディータッチが面白い作品。でも、ダーク(爆)
二つ揃って真逆な作品なのだがこう、色々バラエティーに富んでいるのはひとえにダレン氏が遊び心で書いたせいか?
Author&WebMaster : Azusa | 2006年5月 5日 | ダレン・シャン
ダレン・シャン 12 ― 運命の息子 ―
出版社:小学館
著者:ダレン・シャン
価格:¥ 1,575
Sons of Destiny (Saga of Darren Shan S.)
出版社:
HarperCollins
Children'sBooks
著者:Darren Shan
Sons of Destiny
Darren Shan(著),橋本恵(翻訳)ダレン・シャン最終巻です。
思ったよりも結末が早かったですねーという感じでした。
前半のボリュームが足らない、というか、あと一冊くらい書いてくれないかなぁ…と思うほどとんとん拍子に話が進みすぎていたので…。
あのスピードを緩めてたっぷり楽しませて欲しかった!というワガママはありますね。ちょっと惜しい。
あと、早く話が進みすぎていたせいか、苦しい場所がありましたね。
R.V、彼は正気を失ったはずなのに、何故、情というか、人間らしさを取り戻したのか?橋の下まで来られたのか?このあたりが引っかかって…。正直、彼のシーンが少なすぎて納得しずらかった。
(だから、前半の展開が速すぎたと思った。)
しかし、やはり戦闘シーンについては読み応えあり、でしたね。スピード感があるし、何より良い意味で焦る。ダレン・シャンの良いところといえばハラハラさせてくれるところですね。そうしてのめりこむ。
ラストは時間逆行でちょっと反則かなぁ…と思いつつ、結構納得いっていたりします。
作家と小説という話題を出して、ダレンが小説家になる…というあたりで。
時間遡っても、こう現在の作者のダレン氏と繋がる部分を作ってもらうと少しほくそえみたくなりますね。
しかし、あー何だかダレンの戦いがこれで終わりだと思うと少し寂しいですね。
Author&WebMaster : Azusa | 2006年5月 4日 | ダレン・シャン
ダレン・シャン 11 ― 闇の帝王 ―
Lord of the Shadows
Darren Shan 著 橋本 恵 訳 ダレン・シャンシリーズ11巻です。 ハーキャットの一件が終わり、いよいよ打倒バンパニーズ大王を目指してダレンたちが動き始めます。 今回は何を思い立ったかダレンが故郷の町に戻る話です。 死んだキャラを除く色々な懐かしいキャラが登場。 でもこの話は痛い話なんですよね…。 昔を懐かしがっている間にあれよあれよとめくるめく痛い展開が待っている。 でも今回は個人的には特に思い入れ深いキャラが亡くなるということがなかったので (そんなに重要キャラでも、頻繁に登場したわけでもなかったからだと思うんですが) そんなにダメージは大きくありませんが… ただ、安易に人が死にすぎるのです。今回に限って。 感動的な死でなくまるで虫けらのようにかなりあっさりと。 なんだか人の命が簡単に失われていくので主人公のダレンに対してはないですが敵キャラの残酷さに対してはちょっと引きます。 そして、今回はものすごく展開が早過ぎるほど早いです。 少しこの展開の速さについていけるかな? とか思うほど。ハーキャットの一件が終わり、ダレンの直感で次のバンパニーズ大王を倒す旅はシルク・ド・フリークを引き連れて故郷の町に戻ることになった…。
のはいいけどダレンがいざ故郷の町に戻ってみれば家族は当の昔に居なくなっていて妹のアニーは大人になっていて一児の母。しかも父親が不明。結婚してない!!
そして謎の少年が現れダレンやシルク・ド・フリークに対して執拗に調べ迫ろうとする。
そして懐かしい子供時代の昔の友人との再会。しかしそこでスティーブ登場。懐かしい友人はあっという間に殺されてしまう。ホントウ、あっという間でものすごくあっけなく。
そしてどんどん戦いは激化。ダレンはバンパニーズにあちらこちらで追われまくり命からがらなんとか生き延びる。そこへヘルプの愛しのデビー登場。デビーはばっちり人間の味方をつけてダレンたちをヘルプ。
しかーし!!
この話は甘くない!!
あっという間に七転八倒な展開でシルク・ド・フリークは巻き込まれるわ、ダレンの親友の子供はさらわれるわ、子供の命を立てに選択を迫られるわ…
最終的に子供まで殺される展開。
痛い。はっきりいって痛い。
スティーブに良心の呵責ってもうすでに失われているのでは??
と、疑いたくなる。
いくら悪の道に走ったといってもここまで行くのかな??
そしてダレンの妹のアニーの子供の正体が分かり、ああ、次回の展開ってどうなるわけだろう??
と、混沌としてもやもやしたまま今回の巻は終わり。
ホントウ、走馬灯のように駆け巡る展開。
でも、今回の…人の死んでいくシーンはあまり印象が薄いキャラとはいえ、痛すぎますね。
というわけで次回が最終巻。
一体どんなラストが待っているんでしょう?
気になります。
Author&WebMaster : Azusa | 2005年3月22日 | ダレン・シャン
ダレン・シャン 10 ―精霊の湖―
The Lake of Souls
Darren Shan 著 橋本 恵 訳ダレン・シャンシリーズ10巻。
正直、この感想を書いている時点でダレン・シャンは完結してしまってアレなのですけど…
今回はバンパニーズとの戦いから外れてダレンの親友(ということにいつの間にかなった。)ハーキャットの過去の秘密を重点に話は進みます。
話はタイトルが表すようにいつものミステリーな雰囲気でなくちょっとファンタジーっぽい展開ですね。
まぁ、ドラゴンが出たりするので…。
でもやっぱりいつもながらの血なまぐさい展開はばっちりありますが。
(これがないとダレンっぽくないですね)
というか、最近の児童書はこのあたりが遠慮ないですね…
(故に面白いのだけど。)
一昔前の日本の児童書の事情とは打って変わってますね。
前の巻でバンパニーズ大王ことスティーブ・レパードに完膚なまでにのされたダレン。
話の冒頭からすでにダレンはヘコみ気味。
ブルーな雰囲気を撒き散らしてシルク・ド・フリークで一時的にすごしています。
その間に親友のハーキャットに叱咤激励を受けたりしていますがそれでもヘコみ気味ダレンは立ち直ることは出来ず。とうとうハーキャットもキレてしまいます。
そこでまったく予想外の人物、ひげ女のトラスカに慰められ、気合一発ようやく復帰。
ハーキャットとも仲直りが出来てやっと本調子を出し始めた矢先!!ハーキャットが謎の悪夢にうなされ、深刻な事態に陥ってしまった!!
その自体の打開を呼ばれてないのにやって来た悪趣味な謎の人物、デモンズ・タイニーが"記憶を取り戻さなくてはいずれ発狂する"と言う。そしてダレンとハーキャットは記憶を取り戻すためにミスター・タイニーに"別の世界"へと旅立った…
…と、まぁここまではいいでしょう。
問題はダレンとハーキャットが旅立ったその"別世界"がおかしい。
自然が厳しく、怪しい動物(モンスターって言ってもいいかも…)がうごめく生存競争激しい過酷な世界でハーキャットとダレンは見事なサバイバル生活を送るハメに。
この辺り、指輪物語を彷彿させます。
でもダレン・シャンだと普通のファンタジーと違ってちょっぴり野蛮なサバイバル生活…かな??
素手で格闘ですからねぇ…獣相手に。
一応古典的な罠などを張って獲物を取ったりしてますけど…
いや、この過酷さこそダレンらしいかもしれない。
あと、この世界に流れ流れてきた船乗り。これがクセモノで、人肉を食うえげつない人物。さすがの血を飲むバンパイアのダレンや人の死肉を食べていたハーキャットでも引いて激怒させるキャラなのです。なかなかエグい設定。ダレンもハーキャットも好きでそういったものを口にしていたわけではないのにこのキャラは好んで食していたらしい。
こういう限界状態でより自分らしく、強く、意思を貫こうとするダレンやハーキャットは非常に好感持てます。
えぐい設定でも決してイヤじゃない。そういう話だから好きですね。
そしてラスト…
思いっきり次の巻への含みを持たせてます。
ああ、続きが気になる。
というわけで次巻期待です。
(…というか、もう読んだケド。)
Author&WebMaster : Azusa | 2005年3月22日 | ダレン・シャン
ダレン・シャン 9 ―夜明けの覇者―
出版社:小学館
著者:ダレン・シャン
Killers of the Dawn: Saga of Darren Shan (Saga of Darren Shan S.)
出版社:Collins Crime
著者:Darren Shan
Saga of Darren ShanKillers of the Dawn
ダレン・シャン 著 橋本 恵 訳いつもハラハラドキドキのダレン・シャン9巻です。
黄昏のハンター (Hunters of the Dusk)
真夜中の同士 (
Allies of the Night)
そして、今回の夜明けの覇者 (Killers of the Dawn)
バンパニーズ大王(日本語訳名よりも英語名のLord of Vampanezeの方が個人的にかっこいいとか思ったり。)を追う三部作の完結ですね。
.....英語版(原書ですね....。もちろん作者の母国の英国版です。)ではとっくの昔に...というか、発売日に買ったのにこちら、邦訳版は少し遅れて。
....と、いうか、英語は読むのは大変ですよね?。訳者の方には感謝ですなぁ?。
(それでも原書を買うのがファンの心情ってもんです。ハイ。)
前巻でみごとにスティーブに裏切られたダレン。
(....と、いうか...ダレンもお人良しのような気がする....あからさまに怪しいスティーブンを信じたなんて...。
いや、作者ダレン氏の書き方が上手いものだから私も途中で思いきり信じてしまったが。)
人質を取られるわ、ダレン自身も人質(スティーブを人質に!!)取るわで混沌として前巻は終ったけど今回は.....終始、敵(バンパニーズ)との駆け引きで波乱含みの話ですね。
まったく関係ない者たちを平気で殺してしまったりするスティーブに対してダレンが『僕が知っていたころのスティーブは、あんなじゃなかったのに』と、呟いたのに対して、
『いや、もともと悪いたちだったのだ。』と言うクレプスリー。
『みんな、良い性質と悪い性質を持っている』と反論するハーキャット。
意外にこのやりとりが後の11巻辺りで問われる所だけど....。
惨い殺人、処刑、血を見る展開の多いダレン・シャンシリーズだけどこういう善悪に対する問いかけがあったりするので決してただの残酷なシーンの多い惨い話とは見れないですね。
作者が元々血を見るホラー系の話を書く作者でも一人称で描く物語だからこそ、作者や主人公の葛藤や倫理観に関して考えさせられるので...。
あと、バンパイアという設定でフォローされている部分もあると思いますが。
これがただの人間だったりしたら....かなりヤバイ話になりますね....。
しかし...ラストは『死んで欲しくないキャラ』が死に、ある意味予測通りのキャラが『バンパニーズ大王だった』のでかなり悔しいさと...今後の展開を気にさせてしまうラストになってしまいました。
またも次巻に期待。
(.....と、いうか読んだけど(笑))
Author&WebMaster : Azusa | 2005年1月 9日 | ダレン・シャン
ダレン・シャン 8 ―真夜中の同志―
出版社:小学館
著者:ダレン・シャン
価格:¥ 1,575
Allies of the Night (Saga of Darren Shan S.)
出版社:Collins
著者:Darren Shan
The Saga of Darren Shan Allies of the Night
Darren Shan 著 橋本 恵 訳はい、ダレン・シャン待望の8巻。また発売日をチェックし忘れて本屋で見かけておおおーっとなって有無を言わずに購入となりました。う?ん…でも発売日に買う趣味はあんまりないんですよね、私。しかしここ最近のダレン・シャンのサブタイトルは直訳ですね。前まではそうじゃなかったのに。
(二巻は日本語版は『若きバンパイア』だったけど英語のタイトルは『THE VAMPIRE'S ASSISTANT(パンパイアの助手)』です。)
前巻でバンパイア一族を滅ぼすというバンパニーズ大王
(英語でLord of Vampaneze 『バンパニーズの支配者』)を取り逃がしたダレン一行。不吉な預言者のミスタータイニーによると『合計三回バンパニーズ大王を始末できるチャンスがある』というのを一回失って、とりあえずくよくよしないで各々の心の声に従ってバンパニーズ大王を探す旅を続ける。そして…おりしも何年にも前に訪れたダレンの師のクレプスリーの故郷でまた不吉な事件が勃発。何人もの人が体内の血を一滴残らず抜かれて惨殺されているという。血を一滴残らず飲み干すのはパンパニーズの仕業。故郷を荒らされたクレプスリーは知らない顔を出来ない。そこでダレン、クレプスリー、バンチャ・マーチの三人は心の声に従ってこの故郷でバンパニーズ捜索をはじめた。
…が、しかし、なぜか泊まっているホテルに学校の視察官がやってきてダレンが15歳なのに学校に行ってない。早々に学校に行くようにと言われる。おかしい、ダレンは外観こそは15歳だけど中身はもうすでに25歳以上になるし何よりも人間だったころに死んだことにしていたはずなのに?何かのわなかもしれないと思いつつ、学校視察官は『学校行かなきゃ警察に通報する』と脅し、(それはそれで厄介)ダレン…いまさら学校に行くことに!!
はい、今回は懐かしい再会があります。二人ほど。三巻お別れしたデビー(ダレンの一時の彼女)一巻で悲しい分かれ方をしたスティーブン・レパード(ダレンの子供時代の親友)。
再会を喜ぶダレン…
でもこの話はそんな再会を喜んで懐かしがっていられるほど甘い話ではない!!
いまだダレンはデビーのことを思い続けていた。でもデビーはすっかり大人になってしまっている。でもダレンは外観15歳(中身推定25.6歳)ギャップのせいで苦しむ。何せ教師と生徒…という関係。デビーはすぐにダレンのことがわかったけどどうも大人として見れないらしい。(そりゃそうです。)ダレンはダレンでもうすでに中身は子供でなくなっているので唇にキスしたいけど…頬にだけ。ああ、恋人になれないの?いっそ本当のことを打ち明けてみる?(自分はバンパイアってこと)とか考えたり。甘くほろ苦い恋…
ってそんなでもまだまだ甘い!!
またすぐにパンパニーズに襲われる!!んでそこに昔親友ですっかり大人になったスティーブン・レパードとの再会。スティーブンはパンパイアハンターになっていたけどパンパイアのことは理解したと言わんばかりにダレンと話こんでダレンは懐かしがっていたけど…まだまだまだ甘い!!
この話は痛いお話なのです。血を見るお話なのです!!
あ?っという間にスティーブン、デビー以下、知り合った人々を巻き込んだ血と死を見る展開。血を見る戦闘。
そしてやっぱりですか??痛い展開。あなたはやはりしらばっくれて仲間ヅラしてたんですね?スティーブンさん??
…で、やっぱり人質ですか?デビーさん??
毎度のことだけどちょっとほっと一息つくかな?っと思えば血を見る痛い展開になるし。ダレンって一生不幸を背負って生きていくんじゃないの??とか思ってしまう…
っていうかいくら親友だったとはいえ、あれだけ別れ際に盛大に『お前を殺してやる?』と言った相手をすぐに信じないでください。ダレン君。
でも一人称で書かれている話なのでダレンの気持ちも痛いほど伝わってきます。それ故にいくら客観的にはダレンが間違った行動をしていても共感を覚えてしまいます。
さぁ、次は9巻。
バンパニーズ大王探しの旅のクライマックスですね。
とどめを刺す真実が沢山用意されていそうです。
…というよりも…パンパニーズ大王の正体って…この8巻のあたりでなんとなく…
いえ、私は3巻と6巻の時点でもしかして…って思っていたりしてたんですけど。
Author&WebMaster : Azusa | 2003年6月22日 | ダレン・シャン
ダレン・シャン 7 ―黄昏のハンター―
出版社:小学館
著者:ダレン シャン
価格:¥ 1,575
Hunters of the Dusk (Saga of Darren Shan S.)
出版社:Collins
著者:Darren Shan
The Saga of Darren Shan Hunters of the Dusk
Darren Shan 著 橋本 恵 訳はい、ダレン・シャンの七巻です。Amazonで見かけてもうすでに出ているのか!!って感じで即効で買って二時間半で読みました…やはり好きな物は読むのが恐ろしく早いです。
ダレンはバンパイア元帥になって六年。バンパイアマウンテンではバンパイア一族を滅ぼすという毎日バンパニーズ大王の情報の報告やらバンパニーズについての話でいっぱい。毎日忙しい毎日を過ごしていたダレンだがある日、バンパイアマウンテンにバンパニーズ大王がバンパニーズを率いてバンパイア一族を滅ぼすという不吉な予言をしたミスター・タイニーがやってきた!そしてバンパニーズ大王を倒すチャンスは四度あって三人のバンパニーズ大王ハンターがそれを行うという予言をした。その三人のうち一人は旅の途中で出会って、うち二人はダレンの師のクレプスリーとダレン・シャンだった!
そんな中、ミスター・タイニーが生き返らせたリトルリープルだったハーキャットはミスター・タイニーと共にいれば記憶が戻るというのを無視してダレンと共にいくという。
そしてダレンはクレスプリーとリトルピープルのハーキャット共にはぬくぬくとしたバンパイアマウンテンでの生活を後にしてバンパニーズ大王を狩るものとして旅立った!!
相変わらずギリギリのところで生きてますね…ダレン。そしていつまでも子供の姿でいたダレンも半バンパイアからバンパイアになるべく成長(?)してしまって七巻のうちに大きくなってきてます。今は外見年齢15歳か16歳らしい。友人だったエブラとも再会したけど相手はすっかり大人になってしかも子持ちになってしまっている!年を十年に一度しか取らないバンパイアは(ダレンの場合は半バンパイアなので五年に一度)は時間の経過にすっかり泡を食ってます。でもこれも運命ですね。ダレンも本当の子供のころだったあの日、レプスリーの蜘蛛を盗むというマネをしなかったらこんなことにはならなかったでしょうけど今ではというかだいぶ前ですけどすっかりバンパイアとしての生き方や戦い方やらを学んで考え方もバンパイア的になってます。でもやはりバンパニーズとの戦争というのはあんまりしたくないらしい。そういうあたりがダレンらしいです。六巻でダレンはバンパニーズの虐殺というのを目の当たりにしたけどその時のダレンの悲痛な叫びが思い出させられます。でも今はバンパニーズ大王ハンターとして方々を旅する身。三人目の大王ハンターのバンチャ元帥も加わり話も冒険とスリルが加わっていい感じです。(見ている身にとっては)しかし本人は…バンパイアマウンテンから出てしばらくは外の空気が吸える!と喜んではいましたけどこのシリーズはそんな甘い話ではない!!
結局血を見る戦いがすぐに始まります。そして肉親同士の戦いなんていやなものまでついてます。相変わらず人をもどかしい思いにさせる作品です。
そしてバンパニーズ大王との第一戦で見事にバンパニーズ大王を仕留めそこなったダレンの旅はまだまだ続くようです。
そして不吉な予言、バンパニーズ大王が闇の帝王にならなかった場合はダレン・シャンが闇の帝王になる…これも気になります。この予言は多分だいぶ後まで尾を引くんでしょうね。
というわけで八巻に期待です。
Author&WebMaster : Azusa | 2003年3月 6日 | ダレン・シャン
ダレン・シャン 6 ―バンパイアの運命―
出版社:小学館
著者:ダレン シャン
価格:¥ 1,575
The Vampire Prince (Saga of Darren Shan S.)
出版社:Collins
著者:Darren Shan
The Saga of Darren Shan The Vampire Prince
Darren Shan 著 橋本 恵 訳ダレン・シャン 六巻です。
バンパイアはどのようなものか知った上で物事の分別のつく大人がなるはずのバンパイアを異例の子供で半バンパイア(原書の言い方だとハーフバンパイアですね)になったダレン。子供をバンパイアにしてしまったという師のクレプスリーの汚名を晴らすため、自分自身の名誉の為に試練を受けていたダレンだけど不意の出来事で試練に失敗してしまって処刑をされるはずだったのに友のカーダから逃げるよう言われ、逃げだそうとしてその途中でカーダが親友のガブナーを殺してあの恐ろしいバンパニーズをバンパイア・マウンテンに引き込んでいた事実を知ったダレン。ボロボロの身で飛び込んだ水葬の間で意を決して流されていく…自分を信じろと言い聞かせ、死と隣り合わせで流され、そして水葬の水路の先の川を出て、体を引きずり、オオカミ達に助けられ、けもののように暮らし、そしてバンパニーズからバンパイア一族を救う為、裏切り者のカーダを告発すべく殺されることを覚悟しながらバンパイアマウンテンへ…
発売日に本屋の開店と同時に買いました。私はどれだけ好きな著品でも発売日に並ぶとか、予約をするとかまったく無頓着で気にもしないのですがこれはかなり気になっていたし、期待をしていました。
本当言うと、原書版の六巻をすでに買っていたのですけど3頁くらい読んだところで邦訳版が出てしまったので当然邦訳版をね…あの訳は好きだし、何より私は英語がニガテなんですよっ!!
最初、流された後のダレンはどのようにしていたのか気になったのだけどかなり酷い。どんどん酷くなっていく。著者と同じ名前の主人公を精神的にも体的にも限界に追い詰めながら生き、自分が殺されるのに一族を救いたい一心で自由を手放し、時々覗かせる復讐心まだ残る人間としての弱さ…ダレン自身に降りかかる運命と心の変化etc.
そしてダレンのみならずずっと裏切り者と思いつづけたカーダの善悪の図れない告白。
…で、途中で何度か、一息ついたけどすぐに運命の渦に巻き込まれて…息もつかないくらいでしたね。
そしてストーリー展開から想像できるようでできなかったラスト。英語版のラストであり、タイトルでもある
...Darren Shan ... the Vampire Prince!
こうなってしまうのですね。
一巻のころに比べて本当、ダレンは変わったなぁ…そう思いますね。
次は七巻に期待。
Author&WebMaster : Azusa | 2002年9月29日 | ダレン・シャン
ダレン・シャン 5 ―バンパイアの試練―
出版社:小学館
著者:ダレン シャン
価格:¥ 1,575
The Trials of Death (Saga of Darren Shan S.)
出版社:Collins
著者:Darren Shan
The Saga of Darren Shan Trials of Death
Darren Shan 著 橋本 恵 訳ダレン・シャン 五巻です。
『死ぬまで何度も杭の上に落とされるんだ!』の衝撃の一言で終わった四巻…なんだかいや?んな予感を感じていたので六巻が出るまで封印しようかと思ってましたが結局読んでしまいました。
クレプスリーの名誉の為、バンパイアとしての適正があるかどうかを試す試練を受けることになったダレン…その試練は『途中で失敗したら上記のように殺される』というものでした。
でもその試練そのものが命がけのもので水が押し寄せようとしている迷路で自分の体重の半分もある石を引きずって脱出するとか、今にも落ちてきそうな鍾乳石の中を脱出したり、ふいごで吹き付けられる火の中で十五分間耐えるものとか、一歩間違わなくても死ぬかもしれないものばかり。
いくら半分バンパイアとはいえ、全身傷だらけ、大火傷を負ったりし…見ていられないくらい悲惨。
まさにいや?んな予感的中。すごかったです。
大体にしてこの本、巻が進むにつれて表現が過剰になってきて断り書きの『著品中の描写に対し、不快の念を抱かれる読者の方がおいでになられるかもしれませんが、』というのもうなずけるような感じになってきてます。
はっきりいって怖いです。あと痛々しいです。見ていられない…でも見ないとダレンの運命はどうなるのか?と、気になって仕方ないです。ふいごで吹き付けられる火の中でダレンが熱さと痛みに耐えてるのに途中で読むのは放棄できません。ちゃんと彼が生きているというのを見定めないと気が気でないというような感じ。怖いけどそのままではいられないので見てしまう。
本当、生と死の狭間をくっきり描写してくれてますね。
命がけの五巻、でも試練中に余計なよこやりが入ってダレンは処刑されてしまいそうになってしまう…しかし逃ようと持ちかけられて逃げようとしたら…?
ダレンの運命はどうなるんでしょう?六巻に期待。
Author&WebMaster : Azusa | 2002年7月30日 | ダレン・シャン
ダレン・シャン 4 ―バンパイア・マウンテン―
The Saga of Darren Shan Vampire Mountain
Darren Shan 著 橋本 恵 訳ダレン・シャン四巻です。
ダレンはシルク・ド・フリークのサーカスにかなりなじんで(一巻ではとても想像できない光景だ)ショーに出たり、手伝いをしながら生活してきてもうすでにバンパイアとして生きていく覚悟(諦め?)がついてしまってすっかり板にはまってしまってます。(本当に一巻では想像できないですねぇ…)
そんな中、かなり突然クレプスリーはバンパイアの仲間に引き合わせるためにバンパイアマウンテン(バンパイア達の集まる場所らしい…)に行くという…。
半バンパイアになってから八年…ダレンは中身が大人、外見が子供というなんとも不自然な成長を遂げてますね。でも話し方(…というか、訳し方だと思う)が子供っぽいのでとても中身が大人になったとは思えないです。多分、原版を読むと違うんでしょうけど…。でもまぁ、不快な感じはしないですけどね。
色々なキャラクターも登場しますね。クレプスリー以外のバンパイアも数多く登場します。
三巻で登場したあのバンパニーズと平和的和解をしたいという三巻を読むととても無理じゃないの?とか思えるような平和主義なバンパイアやクレプスリーの師匠という年期のこもったバンパイア(あの、堅苦しいクレプスリーの鼻毛を抜いたりしたらしい…)、強くて誇りの高い女性パンパイアやその他色々…
ダレン・シャンに登場する人物ってみんな変わり者が多いので飽きさせませんね。
ただ、ダレン・シャンって全体的に暗いストーリーなので主人公のダレン以外はいつ死ぬか分らないという不安が付きまとってますが。
さて、なんだかんだでバンパイアの試練を受けるハメになったダレン。
『死ぬまで何度も杭の上に落とされるんだ!』の衝撃の一言で終わる四巻…五巻はどうなるの?
ダレン少年(年か???)はどうなる?
Author&WebMaster : Azusa | 2002年7月27日 | ダレン・シャン




